S邸
このお家は小さなお家で女性のみの住まい。元は作業場でお風呂や洗面所はない状態でした。そこでご家族で暮らされるようの工事のご依頼を頂きました。お施主様からのご要望は①将来末永使えるお家を②耐震的に補強したい③お母さんのお部屋を作りたいというご要望でした。
1階に床暖房などのと外装・屋根の工事に予算は注入し、後はいかに狭小住宅を効率的に優しく使えるかという検討に費やしました。
こだわりのポイントはキッチンのパネル部をラワン合板と漆を使い木の風合いを出し、リビングには暗かった部分に大きな掃き出し窓を取り付け、隣地からの視線を気にならないように塀を設けることにより視線を庭側に抜けさせ広がりを感じる造りになっています。他、冷蔵庫の配置寸法など数センチ単位の攻めぎあいが多く、工事を始めないと読めないことがたくさんありました。わかるかわからないかくらいの桃白色の優しい色の塗装で塗られた室内は暖かく優しい気持ちになれるお家です。
リノベーション概要
物件名 | S邸 |
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工事現場 | 京都市左京区 |
内容 | リノベーション |
竣工時期 | 2024年1月竣工 |